昔々オトコどもは亭主関白を旨としました。でなければオ
トコじゃないのだとばかりに。それがやがて儚い願望に変
わり、二十一世紀の今では・・・・・・?
僕がうんと子どものころ亭主関白の大人の男どもがなにや
らワンサカ群がっていて、一種のライフパターンのように
なっていました。でもオトコにも適性というのがありまし
て、見るからに無理してやがるなという亭主もおおぜいいた
ような気もしますけど。
どういうわけか亭主関白オーラが漂っているご家庭には人が
特に子どもたちが寄り付きません。そりゃそうでしょうね、
右向け右!キオツケ!番号!、1、2、3、、、なんて、
わんぱくどもには煙たいだけだし、戦争前に後戻りしたよ
うでなんかアホらしかったようですね。
大体がオトコ社会というのは、みんなが口を開けば立派で
非の打ち所がないような言葉が飛び出します。ともすればル
ールなるものを盾に取って女子どもを小馬鹿にしたような態
度を取ったりします。
でもその割には中身はかなりズサンで、そのうちにボロが出
たりします。まあ、人間てのは大なり小なりそういうものな
のでしょうが。それにしても、今のようなおカネが全ての、
社会の序列という訳のわからないものがやけに幅をきかせる
社会を作ってしまったのもそんな偏った男性原理の世の中が
続いたから、、そんな気がします。
その反動で今結婚できない男性が増えたような気がします。
皮肉な話ですよね。社会的なステータスという基準で結婚相
手を選ぶのはどこかしらいびつな感じがしてなりません。
それに比べると、かかあ天下のお家の方が雀、、じゃなかっ
た、カラスのお宿みたいで居心地が良かったのを覚えている。
今でもカカア天下は男子の恥だとばかりに、空意地張って、
よせばいいのに、亭主関白まがいを目指すオトコもいないで
はありません。でも、ことはそう簡単には運ばないようです。
言うは易くナントカカントカってネ。
今一歩というか、今一(字)のところまではいくが、そこで
決まってとん挫するのです。
「亭主カンパク」が最後のたった一字が及ばず「亭主カンパ」
で終わってしまうのです。
いっぱい給料を運んでくれればそれでOKなんてね。亭主元気
でカンパがいい。せっかく頑張ったのに、お気の毒にたった
一字「ク」が足りなかったばかりに立場が逆転してしまうの
でした。なあにそれが生活ってもんよってマジで思ったりし
ます。

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