並び立てていけば、モテない原因なんていくらでもあるも
のです。その一方ではモテる原因というのも数え上げれば
切りがありません。
一番の問題は”思い込み”なのだと思います。
モテない人の一番のモテない原因は、自分はモテないと思
い込んでしまうことです。
そこから出発して、モテない原因を指折り数えていけば、
それはもうキリってものがありません。俗に”負のスパイラル”
なんて言ったりしますけど、これに一旦はまってしまうと、
婚活だけではなく、なにをやってもうまくいきっこありません。
学校の勉強にしてからがそうです。自分は劣等生だと勝手に
思い込んでしまうと永久に劣等生のままです。
「ビリギャル」という映画があります。実際にあったお話ら
しいです。小学校四年レベルの学力しかない女子高生が、
最終学年の一年間のオベンキョーで、慶応大学に現役合格し
ちゃったあ〜という痛快極まる物語です。
この年齢になってつくづくと思うのですけど、
人間とは何者であるを知っている人間は、どんなビリギャル
だろうと、ビリアダルトだろうと、ビリジイバアだろうと、
そこにはっきりと物凄い可能性を見ることができる。
そういう人間にであったからこそ、ビリギャルがトップレデ
イにあっという間に生まれ変わったわけです。
極妻にまでなった大平光代さんは、二十四歳から小学校の勉
強からやり直し、二十九歳で司法試験の大難関の階段を駆け
上りました。それも独学でです。そして、刺青を背負った女流
弁護士が一丁あがりとなったのです。
つまり、ちゃらんぽらんの学問しか知らない優等生の十年な
んかたかが知れたものです。マジでやれば、一年で追いつき
追い越せるものです。問題ただ一つその気になれるかなれない
かということだけです。
一事が万事で、ベンキョーだけでなく、仕事だってそうです。
一文無しのピーピーが、一念発起して大きな会社の経営者にな
ったなんていうサクセスストーリーは沢山あります。
何であれかんであれ人生そのものがそうなのだと思います。
人間そのものがそうなのだと思います。
そんなの出来るわきゃないと諦める術しか知らない人は、
はっきり言って人間であることを諦めてるだけ、と言っても
いいような気さえします。
それからもう一つだけ言添えておきますと、
世の中にはどうも二つのタイプがあるような気がします。
下手にいじくらない方がいいタイプ(自力で伸びていくタイ
プ)と、いじくらないと箸にも棒にも引っかからないタイプ。
これからの時代を引っ張るのは絶対前者の方で、後者は多分
なんとなく時代の足を引っ張る役割かな?なんて、、、
問題は、、、、
学校でも家庭でも、どうやら後者を育てるのに躍起になって
いるように見えることでしょうか。
学業成績というのは記憶力のあるなし次第で決まり、それ以
上でも以下でもない。記憶力さえあれば東大生にもなれるが、
そこで終わり。
そこでは万事が正解ありきですから、正解を暗記できればオ
ーケーなわけで、頭がいい悪いとは何の関係もない。
なぜって正解がない問題に対してはお手上げの人間が利口な
はずがないからです。
あの「バカの壁」の著者、養老孟司の体験記。
(東大医学部の解剖学教授時代、解剖の実習中の話)
ある学生がのたもうたそうです。
「先生、この検体(解剖中の身体)間違っています」。
テキストにない現実は間違っている(正解でない)。
こんな学生がホントに医者になれるんだろうか?とマジで心
配になったそうです。
テキストをそのまま人間の姿にしたような、模範的なモテ男
モテ女のような相手と結婚でもしたら、五年先十年先にはど
うなることか、何て余計な心配をしてしまいます。
(続く)
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