大阪から久しぶりに夫の兄のKさんが来熊されました。
ノダファミリー6名プラス1名となり、賑やかしい7名
なりの春休みの三日間となりました。
珍しくちょっとおしゃれなお被り物をされていたので、
オヤオヤと思っていましたところ、すぐ、なるほどネ、
というオチになりました。
5歳のミーちゃん(美空ちゃん)が大喜びで、ペタペタと
タッチしまくりです、ピカピカのやつに。
そういえば、物心ついたミーちゃんとは初対面だったっ
け?その割には随分と、、、。
まあ、ミーちゃんはものの1分もあれば、誰とでも仲良し
になっちゃうという特技の持ち主だからね。
一方、おじちゃんはというと、気分を悪くするどころか、
終始、エビス顔なのでした。
もう三十路になった末娘のKYちゃんの、年頃の思い出が
よみがえったようです。
そうそう、夜になると「おじちゃんとネンネする」といっ
て、お布団に潜り込んでしまいした。
ちゃんと熟睡できたかのかなあ〜、いえ、おじちゃんの
ほうが、というお話ですけど。
新学期から小学校二年生になるハル君がおじちゃんと遊
んだのは、3歳くらいの時だったので、記憶があまりない
みたいでした。
お膝に乗って絵本を読んでもらったこととか、なんやかや。
あの当時と比べると、光陰矢の如しです。もうすっかりお
兄ちゃんになって、最近では少し得意げに理屈も言います
し、友だちたちとのおつきあいに熱中し始めているよう様
子もうかがえます。
朝起きると、おじちゃんとハル君、それに私の三人で、動
植物園界隈をゆっくり散歩しました。
我が家は、次男夫婦と孫二人と私たち夫婦の6人の、今時
では珍しい三世代ファミリーですが、(今は結婚して福島
在住の)長男と次男が幼い頃はもっと大家族でした。
大家族のいいところ?は、
何かしら人の出入りが繁くなるところなのでしょうか?
人が大勢だと色々と問題も起きがちですけど、それ以上に
いいところがあるように思います。
樹木だって、一本だけポツンと立っているより、林になっ
ている方がいいし、森になったら、もっといいようなも
のかなあ。
楽しいことも苦しいことも、一人でなく、みんなで分かち
合えるのは、なんといっても素敵なことだと思います。
長男が小学校一年生の時、校庭のジャングルジムから落っこ
ちて右腕を骨折したことがありました。
市内にある大きな病院に精密検査に行った時の格好がとい
うと、、、右腕を大きな三角巾で吊って、白い開襟シャツ
に、半ズボン、そして、なぜかでっかいゴム長靴。
診察してくれたお医者さんは40代の、痩身の優しそうな
男性でしたが、長男の姿を見るなりニッコリされて、
「山下清みたいだね〜、知ってるかな、山下清って」
「うん、テレビで観た、大好き!」
「そうかあ、いいねえ、おじさんも大好き!彼はとっても
優しいからね。でも、優しさは学校では教えてくれないも
んね」
そんなことを言われて、長男は嬉しそうでした。
さてそうこうしているうちにKおじちゃんが大阪に帰る時が
やってきました。
ミーちゃんは保育園に行ってて留守でした。帰り支度中の
おじちゃんを見て、春休み中のハル君が言いました。
「おじちゃん、黙って帰るとミーちゃんが悲しむかも、、、」
「だから、ミーちゃんに手紙を書いてってくれないかなあ〜」
「オオ、いいねえ、もうそんな気を使うようになったのか。
よし、わかった、書くから紙を持ってきてくれ」。
そして、大きな紙に大きな字で、、、
「いっぱいお話ができたし、一緒にネンネも、散歩もでき
たし、とってもとっても楽しかったよ。また会おうねえ」
その日の夕方になって保育園から帰ってきたミーちゃんは、
案の定、おじちゃんは、って。
「お昼頃に帰ったけど、ミーちゃんへ、ってお手紙を書い
ていったよ」。
とても嬉しそうに手紙を手にすると、大切そうに折りたた
んで、愛用の宝物入れにしまいました。
お医者さんの言った通り、学校では頭にシワを刻んだりは
するのでしょうが、心にひだを刻むことには割と無関心な
ような気がします。
でもどうでしょうか?人が生きていく上で大切なことは、
心のひだのような気がします。結婚生活だってそうですよね。
お百姓さんが毎日愛情込めて畑を耕すように、子どもたちの
心の大地を耕していけたらなと思います。
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