<男と女の奇しい関係>
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男と女がお互いに惹かれあうのはなぜなのでしょうか?
姿形が整った人同士?
・・・・とも一概にいえません。造形の問題ですね。
お顔が卵形とか、八頭身とか、お目々ぱっちりとか、
鈴が鳴るような話し声とか、色々あります。
でもどうもそれだけじゃないような気がします。
時代によってずいぶん違いますし、浮世絵に出てくる美人
画は、目は細いし、太めだし、お歯黒に眉を剃ってしまう
なんてユーレイみたいだし、着物に隠れて見えないけ
れど、どうもお足は結構ダイコンのような気がします。
バスト、ウエスト、ヒップの塩梅も大き過ぎず小さ過ぎず
ですが、どうもアフリカ大陸では小さ過ぎず小さ過ぎず、
特にヒップはドデンとしているのが美人の絶対条件だとか。
男性はひょろっとして、女性は逞しいのがお似合いの夫
婦像だとか・・・・。
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<丁か半か>
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英語ではランダムといい、大阪弁ではスカタンと言います。
つまり、でたらめ、無作為、偶然、サイコロの出目が均等
であること。丁か半か、で、ドキドキするような感じ。
美男美女には方程式の解のようなきちんとした答えはない。
もしそうでなければ、今どきのように結婚できない人がいっ
ぱい出てきます。せっかく結婚してもすぐ別れる人が増えて
いるのも、あまり型にハマり過ぎた審美眼を持っていると、
飽きがきやすいからかもしれません。
見飽きるのではなく、見慣れる美しさ。愛してるかどうか
なんていう大袈裟なのではなく、なんとなく好きっぽい
相手、側にいないとなんとなく物足りない、みたいな感じ
こそが本当は理想の結婚相手なのかもしれません。少なく
とも私が見知っている限りではそうですね。
絵に描いたような美男美女の結婚カップルというのはどう
も危なかしくって仕方がない。目の前でうっかりオナラを
したくらいで幻滅して、挙げ句の果てはサイナラなんて結
末もアリかもしれない、なんて思ったりします。
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<スカタンカップル>
、
まあ、”スカタン”というのは言い過ぎかもしれませんが、
”おおらか”と言い換えれば得心がいくのかも。姿形も人柄
もおおらかな人というのはじっくりと時をたてればたてる
ほど心に染み渡ってくるのかも?
人となりが奇麗な平面で、四角形とか八角形とかを秩序正
しく造形しているからではない。そうではないな、絶対に。
ファジーな非造形で、スクランブル交差点のようなものか
かもしれません。
さらにいえば、全体に、凹凸、起伏、明暗、濃淡、非定形、
不可知部分と続いてくる。自然のランダムな美。
ランダムであるほどひかれあうのは自分にないものが、相
手にあるからにほかならないのでしょう。
結婚とはパズルのようなもので、お互いに欠けた部分を補
いあう事ではないでしょうか。
私たち夫婦は性格がずいぶん違うので、結婚した当初は戸
惑うこともありましたが、四十数年に及ぶ結婚生活の間に
凸凹がすっかりこなれてきたような気がします。




















