熊本の結婚相談所むつみ会のブログ

結婚相談の昨日・今日・明日 (今日に勝る明日はない)その2

<IF(もしも)について>

”IF(もしも)”があればいいな、なんてよく
思っていました。でも歳をとるとともにそんな気持
ちは薄れていきました。
”IF(もしも)”で考えると、よみがえってくるのは
大抵嫌なことばかりです。
”IF(もしも)”で考えて、もし嫌なことが良いこと
に変わるのならいいのですが、もちろんそう都合よ
くはいきません。
過去の出来事に”IF(もしも)”がないのなら、未来
はどうなのだろうなんて考えてしまいます。
若いときにはそうやって未来を夢見ていました。
仕事もそうですし、結婚もそうです。
でも”IF(もしも)”があったら、IFのIFがあったら、
現在は、この一瞬一瞬はなかったことになります。
今の僕にそばには四十年苦楽を共にした妻がいて、
同じ屋根の下に、次男夫婦(パパとママ)がいて、そ
れから、それから七歳になったばかりのハルくんと
いう孫と、四歳のいたずら盛りの女の子、ミーちゃん
がいます。
東京の先の福島には、長男とそのとても可愛いお嫁
さんがいます。なかなか会えませんが、会えないから
こその圧倒的な存在がそこにあります。
存在するということは何て素晴らしいことなのでし
ょう。そこには苦楽を共にしたからこその絆があり
ます。楽しいことばかりであったならありえなかった
ものです。
何を言いたいかというと、もしもIFのホンの一つでも
叶っていたら、この今という瞬間のすべての存在は、
この全てと言ってもいいような世界はどこにもなか
ったという厳然たる事実なのです。
そんなことって今の僕には、たとえ天地がひっくり返
っても考えられないことです。
若い時の”IF(もしも)”が何一つ叶えられなく良かっ
た思っている今年七十二歳になるジイジがここにいる
わけです。

<求めたものは一つとして与えられなかった>

この詩はアメリカはニューヨーク大学のリハビリセン
ターの壁に書き残されていた、患者の詩だそうです。

大きなことを成し遂げるために、
力を与えてほしい、と神に求めたのに、
謙遜を学ぶようにと、弱さを授かった。
より偉大なことができるようにと、健康を求めたのに
より良きことができるようにと、病弱を与えられた。
幸せになろうとして、富を求めたのに、
賢明であるようにと、貧困を授かった。
世の人々の賞賛を得ようとして、成功を求めたのに、
得意にならないようにと、失敗を授かった。
人生を享楽しようと、あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと、生命を授かった。
求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いはすべて聴き届けられた。
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
心の中で言い表せないものは、すべて叶えられた。
私はあらゆる人の中で、最も豊かに祝福されたのだ。

この詩に出会った時、僕は恥ずかしながら号泣が止まり
ませんでした。
だって今の僕の心境そのものだったからです。
「求めたものは一つとして与えられなかったが、願いは
すべて聴き届けられた」。        

<不幸せな人が幸せを絵にできる>

この歳になると、幸せって本当は何なんだろうと考えます。
墓場が近くなればなるほどそのことを考えます。
若い時に漠然と思っていたそれでなく、何か黄金の山のよ
うにズシリとした重みのあるものを求めるようになります。
幸せとは何か、、、、、、、?
「ずいぶん賑やかねえ」
「ええ、日本で一番賑やかな通りですから」
「みんな幸せなのかしら?」
「そうですねえ、少なくとも不満はないでしょうね」
「・・・不満がなければ幸せなのかしら?」
「・・・・・・・・」
映画「お帰り寅さん」のワンシーンでの何気ない会話です。
もし、不満がないのに幸せでないとしたら、どう考えれば
いいのでしょう?
不満があれば不幸せなんだろうし、、、。
幸せは絵になるといいます、その通りでしょう
不幸せは絵にならないといいます、これまたその通り
でしょう。
でも、、、、、、
幸せな人は幸せを絵にできない、不幸せな人が幸せを絵
にできる、これもまた多分真実なのでしょう。
このまさに逆説そのもののような真実とは、一体何を
僕たちに語りかけようとしているのでしょう、、、
なんて考えます。

<あなたの夢は叶えられるのか>

ということで、、、、僕としてはあえて、結婚に果てしな
い夢を見ているかもしれないあなたに言いたいと思います。
あなたの夢は多分叶えられないでしょう、、、って。
あなたのせっかくの夢をぶっ壊すつもりなど毛頭ありま
せん。
僕があなたに尋ねたいのは、あなたにとっての幸せとは
一体なになのかということなのです。
僕が密かに”シンデレラ願望”と名付けているものがあり
ます。シンデレラの物語はデイズニーによって、営業用に
作り変えられたものです。
だいたい、シンデレラのあの置き忘れられたガラスの靴は
たった一つしかありません。
そのたった一つのガラスの靴こそあなたにふさわしいとい
う夢のようなお話しがデイズニーのシンデレラ物語なの
です。
でもガラスの靴は決して一つではないと思います。
求めよ、さらば与えられん。どんなボロ靴でもあなたが
それを胸に抱きしけた瞬間に、あなただけの尊いガラス
の靴になるのだと思います。
だから僕としては、子どもたちや孫たちの幸せを願う思
いはヤマヤマだとしても、人並みの、、という気持ちは
ありません。
親であり、爺である僕には、それは手出しなんか世界が
あるのだと思っています。
(恋愛又は結婚相手の)期待値が高すぎると、結果的に
相手に求めすぎることになります。お互いに求めるもの
が大きすぎると、素敵な出会いから徹底的に嫌われます。
逆に、自分自身への期待値は高くなればなるほど、相手
に与えるものは大きくなり、相手に求めるものはなくな
ってゆくのだと思うのです。
幸せとは、未来でもないし、過去でもない。
そんなもの前を向けば未来だし、後ろを振り向けば過去
だ、要するにそんな話にすぎないのだと思います。
それが幸せであろうとなかろうと、今を生きるしかない
それが人生なのかなと思います。
そして答えは後からついてくるものなのだと思います。

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