江戸時代の独身男性が結婚するにはこのように涙ぐましい努
力が必要だったのです。
結婚相談所もですからそういう男性のためにあったのだと
思われます。
今も未婚男性の増加が社会問題となっていますが、江戸時代
はもっと深刻だったのです。
ちなみに独身男性の一番人気は火消しとか、町与力とか言わ
れる人たちで、金回りもいいし、とてもいなせな格好をして
いました。
”いなせ”という言葉は今でも使わないではないですが、粋で
気風(きっぷ)がいいようすをいいます。
なよなよとした役者さん、女形とかも含めた草食性男子もモ
テモテでしたが、一方ではその正反対のいなせな若衆にも
ギャルたちが群がっていました。
粋できっぷがいいの反対は野暮とか無粋とかになりますが、
それは今でも一緒ですね。もしあなたが野暮天なんてよく言
われるならば、あなたはいつまでも結婚相談市場向きの銘柄
ではないわけです。
江戸の女性優位の結婚相談市場でも、彼らは別格といったと
ころでした。結婚の対象というより、アイドルみたいなもん
ですか。
一生を連れそう結婚の相手としては、モテモテすぎて女性側
として気が気ではなかったでしょう。結婚相談の対象として
はほどほどに地味で堅実な相手が好まれたのだと思います。
そこらあたりは現代と大差なかったのでしょう。
それに、町与力というのは今の警察官のようなものですが、
江戸中でも50人くらいしかいませんでした。
モテモテなのはそのクラスで(金まわりもすごく良かった
し)、その下の与力とか目明しとか大勢いましたが、女性
に大騒ぎされるほどではなかったようです。
町火消というのは今の消防団のようなものですが、火事を消
火するだけでなく、何より喧嘩や世の中のイザコザの仲裁が
得意でした。
火事と喧嘩は江戸の華などと言われていましたが、まさにそ
の主役だったわけです。江戸中に48組ある火消しの中でも
”め組”というのが有名でよくお芝居のネタにもなりました。
その”め組”がお相撲さんたちと大げんかをやらかした時の立
役者がめ組の辰五郎という人で、当時のスーパースターでした。
女性にとっても男性にとっても憧れの的だったようです。
どんな男性だったのか写真でも残っていればと思いますが、
以外と今風の美男子ではなかったような気もします。
そんな世界の男性とか、人気の役者さんとかは、いかに当時
の女性といえど、結婚の相手としては高値の花だったでしょう。
江戸時代は今言われているようなこととは違って、恋愛の黄
金時代でした。庶民の間では自由恋愛がフツーでしたが、お
見合いも盛んに行われていました。
でもそのお見合いも堅苦しいものではなくて、ナント銭湯で
のお見合いがよく行われていたというから驚き桃の木です。
なんせ男女混浴でしたからありえない話ではないですね。
でもお世話をする仲人さんも含めてみんなが一糸まとわぬ真
っ裸なのですから、今では信じられないくらい男女の交際も
オープンだったのでしょう。
今時の結婚相談のお見合いのように取り澄ました形ではなく
ずいぶんとざっくばらんに行われていたのでしょうね。
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