熊本の結婚相談所むつみ会のブログ

シンデレラとミスコンと婚活、その3(終わり)

さて話は変わりますが、学生時代のエピソードです。
おそらく一生かかってもこんな僥倖にはめぐり合うことは
ないかと思います。
熊本ホテルキャッスル一階の、エントランスホール奥にあ
るレストランで繁々とアルバイトに励んでいた学生時代の
出来事です。
鍋や皿など調理器具や食器類を山ほど洗いました。他にも
ジャガイモの皮をむいたり、玉ねぎやパセリを刻んだり、
コーヒーを淹れたり、簡単な調理もやりました。
家事のそれと違って何でもけた違いの量で、おかげでとい
いますか、それから半世紀以上たった今も、お家のキッチ
ンの後片付けなど気にならないので、どうやら重宝がられ
ているようです。
夏休みになりますと、大学生が帰省するのでバイトの手が
欠ける一方、休暇中の観光客や涼を求めるランチ客が一気
に増えます。ホテルは一年の稼ぎどきになります。
そんな折も折、嬉しい嬉しい珍事がありました。八月のと
ある昼近く、六十名をこえる大口の団体客がありました。
年配のツアー客や慰安や修学旅行の客なら珍しくもありま
せんが、うら若い女性ばかり、そればかりではありません、
世界中の人種が一つところに集ったような、国際色満点の
外国人女性の顔、顔、顔、声、声、声、、その昔の花のお
江戸は吉原の花魁道中はかくありなんというようなご一行
のご登場なのでした。
無論館内の視線を釘付けの絢爛豪華なご一行の到着といっ
た光景です。
店に入ってくるや小手上げて「ハアーイ」と初対面のウェー
ターたちにもやけにフレンドリーだし、どうもただものじゃ
ない雰囲気が漂います。
ウェーターはぽかんとした顔でハニカミながらお辞儀をし
たりしています。
店内には耳にしたこともないどこそこの言葉と弾けるよう
な笑い声とがないまぜになって、飛び交い始めました。魔
法のように何の変哲もない退屈なレストランが、華やかな
サロンの空間へとあっという間に変貌していました。
まるでホール全体が魔法にかかったようでした。
これは尋常一様な客筋ではないともちろん思いました。
「これって、どんなお客様なんでしょうね?」とシェフに訊
くと、ニヤニヤしています。
「シェフ、知ってるんなら教えて下さいよ〜、そんな勿体ぶ
らんで」
「分かった分かった。聞いてびっくりたまげんなよな。あ
りゃミスユニバースの世界各国代表たい。今夜はうちに宿
泊たい。明日なんかの記念行事に出席するてたい」。
ひえ〜とばかりに、みんな顔を見合わせました。目が点に
なるってのはあの時の僕たちの顔だったでしょう。
それにしてもミスユニバースはやっぱりミスユニバースです。
フツーじゃない。身の丈はほぼ全員185cm以上、八頭身
なんかお呼びじゃない。九頭身の人間がいるところにはい
るんだなあ、いやまいったまいった。
長いスラリとした両脚がいくつも、テーブルの下で窮屈そう
に組まれています。
顔は彫りが深いというより、造作の一つ一つが規格外のビ
ッグサイズで、これくらいになると、あまり近くでは見な
いほうがいい。10メートルくらい離れて、大雑把なアウト
ライン像にしてしまったほうがいい。
六か七頭身がせいぜいの日本人体型がすごく現実的に思え
てしまって、一緒に働いているウエイトレスさんたちをつ
いうっかりしげしげと眺めたりして。しかしです、、、
彼女たちのこの世のものならぬ伸びやかな肢体に対峙する
と、パニックになるのでしょう。眼前の極めつけの美女軍
団にドキドキするはずがそうならないのが不思議でした。
率直に言えば、彼女たちは美女軍団というより、アマゾネ
ス軍団のように見えたのです。
夢を見ているのかもしれないし、食べなれない御馳走をい
ただいてお腹が痛くなったのかもしれないし、絶好のホーム
ランボールを空振りしてしまったようなものかもしれない。
いずれにしても、世界選りすぐりの美女集団との接近遭遇
は宇宙人とばったり顔合わせしたような感覚でしかなかっ
たのでした。
さてとそこでです、、、、、
ミスユニバースとは一体全体何者なんでしょうね?そんな余
計なことまで考えてしまいます。
それは、日本人,タイ人、ホンジュラス人、シリア人、ウ
ガンダ人、ルクセンブルク人等々・・・まあ、ご丁寧にも
ありとあらゆるこの地球上の人種、民族、地域を超えた美女
が存在することを前提としています。
でもどうなんでしょう、それっておかしくないですか?人種
民族の数だけ美女がいて、文化の文明の、歴史の伝統の、
島の、村の数だけ美女がいてはどうしていけないのでしょ
うか。前提条件をなしにするとそうなります。そっちの方
がとても自然な気がします。
地球は美女が勢揃いの一大ハッピーランドでいいのではない
か、なんてついケチをつけたくもなります。
少なくとも僕にとっては、恋人時代の老妻の面影が一ばん
輝いています。そのことにインネンやケチをつけたり、勝
手な品定めを押しつけたりなど、それこそ余計なお世話な
んて逆襲したくなります。
なぜ世界の美女たちの中から、さらにイチバンの美女を選
ばなければならないのか?なぜそれは一つでなければなら
ないのか?いっぱいじゃいけないのか?色とりどりじゃい
けないのか?
ゲーテという人の「ファウスト」という本の中にこんなく
だりがあります。
「窓の外の薔薇の花を見なさい。どの薔薇が一番美しいの
でしょう」
「私にはどれも美しく見えます。」
「そう、薔薇は他の薔薇と比べてはいけない。薔薇はただ
与えられたいのちを一生懸命に生きているのです。他を気
にせず自分のいのちを精一杯花ひらかせているのです」。
また、ケインズという有名な経済学者は投機の方でも天才
的の才能の持ち主で大金持ちになりました。彼は投機で大
儲けするコツをミスコンに例えて説明しました。
「どの会社がいい会社であるかで選んではいけない。他の
人がどの会社に投機しようとしているかで選ばなければ
ならない。ミスコンテストの審査員も世界一の美女をそう
やって選びます。めいめいが自分の好みで選んだら収集が
つかなくなります。」
今の世の中はかなり極端な序列社会になっていて、しかも、
なぜかまだまだこれくらいでは物足りないと思っているよ
うに見受けられます。
これって、何かの心の病か、またはそうやった方が都合が
いいと思っている人がいるのかどうか。それは知りません。
ただこんなことは言えるのではないかと思ったりします。
序列は一握りの人間の優越性を、一つにこだわるのはその
優越性が絶対であることを示したいからじゃないのかな?
つまりその絶対的優越の下に絶対的多数の人を膝まづかせ
るためにあるのかも、、、、ナンテ。
それではミスユニバースは何のためにあるのか?というと
こんなことになるのかも、、、?
ミスユニバースという意図的にねつ造された美の偶像の下に
世界中の女性を”総ブス化”してしまうためにあるのだ!
極端に言うと、そんなことも言えそうな気がしてきます。
人間という存在を一言でいうなら「固有性」です。
自分探しというのが随分前から流行っていますが、実は一
番分からないのが自分自身です。あなたはいかがですか?
自分が分からないとするなら,人の事が分かるはずがない。
川の流れのようなものです。
人間を「通有性(同類のものに共通して備わっている性
質)」でとらえたりしたことはありませんか?この人は
こういう人で、あの人はああいう人なんだから仕方がない
よのねえ、なんて。
その時、あなたの人間の見方、観察眼は多分行き止まりにな
ります。なんか寂しいですね。もっと心を広く大きく
持てば、新しい発見があってあなたの人生は豊かになる
ような気がするんですけど、、、。
そういうのをリゴリズム(杓子定規)といったり、石頭と
いったりします。いい男、いい女(いい、とかモテるとい
うのは英語ではクールといいます)というのは固有性(そ
の人だけの性質)。だからミスコン等では分かりません。
ミスコンは「固有性」である人間の美醜に「通有性」のわ
くづけをし、あろうことか序列をつくろうという、ウイッ
トのかけらもない企てのような気がします。
そうではなくて、極端にいえば女性の数だけいい女がいて、
男性の数だけいい男がいるのです。
それが理解できない人はおそらくクールの意味も、だから
本当の意味のいい男も女もわからない、ナンセンスの人か
もしれないなんて思ったりします。
”森羅万象これ如何”と問われて、古今東西の賢人らは異口
同音にこうこたえています。
「なにものにもとらわれないこと」
「与え与えられる,分ち合う」
「すべてのものを愛しなさい」
では、
『愛』とはなにであるのか。
ある詩人は云います、その若かりし日に・・
”百万年、人は孤独であった”と・・・
だから愛する、これは人間の本源にある万有引力なのだと。
また女装の東大教授である安富歩氏は、
自分自身でないもののフリをしててはいけない。
(自分自身優等生であったのは、単に母親の虚栄心をみた
すためにすぎなかった)
そして「愛」とは何であるかの問いにこう答えます。
”一人の人間が、魂を自分自身の思い通りに成長させるため
に愛情によってそれを支えるもの”
人間の中心には途方もない欲求という名のエネルギーがあ
ります。
その欲求とは愛であり存在の最も偉大なアートでです。
スタンダールはそれを愛の結晶作用といいました。
結晶作用というのは、棒を土にさしておくと、いつの間に
か岩塩が白い宝石のような沢山の枝をつくる、フランスや
欧州ならではの自然現象のことです。
結晶作用というのは学問にも芸術にも当てはまります。
学問の知識は結晶化して知恵となります。
岡本太郎のモチベーションといっていい縄文式土器はあり
のままの魂が結晶したものです。
さてあなたにとってこれまで「愛」はなにものだったでしょう?
そしてこれからあなたにとって「愛」はどんな存在になって
いくのでしょう?

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