九月で七十一歳になる、ふう〜む、なんてね。
人生に折り返し地点はない。UターンとかJターンならあ
るだろうけどね。
では、スタート地点はあるのだろうか、ないのだろうか。
あるにはある、それぞれに。
なんとなくってのもあれば、力こぶが入ったのもある。
登っていくのもあれば、下っていくのもある。
ここがスタートだというのもあれば、後になって気づく
のもある。
物語は起承転結がないと、完結しないが「私の物語」には
そんなものはない、多分。
始まりはあるかもしれないが、終わりがあるかどうかは
どうもハッキリしない。
第一、起承転結でまとまりにまとまってしまうと、
そこで人生も息切れしてしまいそう。
現に気が抜けてうつ病になって自殺した人もいる。
その気持ちもわからないではない。
人間の身体の最大の構成物質である高分子のたんぱく質は
吸収されると共に旧成分は体外に排出される(動的平衡)。
こうも言える。
失くすために得る、吐くために吸う、落葉のために青葉が
茂る。健康な便があるから健康な食がある。
人の心だってそうだろう。
人生のゴールとは心が白紙に戻ること、
何度も何度も限りなく、まっさらに帰ること。
だから何歳になろうと、そんなもん一切関係ないし、
成功しようが挫折しようが、そんなもんも一切関係ない。
古希も勲章も蹴飛ばしちまえ!
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