僕は「曼荼羅」が大好きです。
心理学に革命を起こしたユングさんも、人間の深層心理
を極めて行ってたどり着いたのが曼荼羅の世界でした。
曼荼羅の世界観は、今私たちが日々暮らしているのとは
まったく正反対なのです。
異なるものは異なるままに、互いに補い、ともに生きる。
そうではないと、家庭だって上手くいかないと思います。
立って半畳、寝て一畳、豪邸なんぞ無用の長物、
それ以上のことを人生に望むのは人間性からの逸脱行為
なのかもしれないとよく考えたりするのです。
血塗られた幸福など絶対にありえません。
グルメなんかなくっても、食べてさえいければ、
それは貧困とはいいません、それは・・・
「貧幸」というのです。
そういう幸福ならいくらでも、まわりに分けてあげられ
ます。そんなとき弾ける笑顔がホントの幸福で、
貧しい人たちから、これでもかこれでもかと収奪するの
は卑しすぎることだと思いませんか。
だがそうやって近代の先進国家は繁栄してきたのです。
繁栄の陰には目を背けるような犠牲がつきものです。
そういうのを昔の人たちは、人道に悖るといいました。
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