結婚するのは仕事より難しいという人たちがいます。
少子化や経済雇用情勢の悪化(非正規の増加とか)
など、時代のせいというのも確かにあります。
時代のせいのところは、時代が解決するのでしょうが、
(結婚のお世話をする)私たちの立場から忌憚のない
アドバイスをさせていただくならば、
”難しく考えればきりがない”、
とか言いたくなるところもアリです。
、、
なにはともあれ「恋愛結婚」という時代なのです。
一昔前も恋愛への憧れみたいなものはありましたが、
ナントナク恋愛結婚といったところで、今ではその
”ナントナク”の部分がなくなったのかなあ?
恋愛でなければ結婚にあらず、お見合いだってピンとこ
ない相手は論外で、(大)好きになることが絶対条件に
なってきました。
もちろんその気持ちはわかりすぎるほどわかりますが、
問題は片側通行ではハッピーエンドにならないことです。
双方向性(相思相愛)が絶対条件になります。
、、
正直なところ、恋愛と結婚が結びついて四字熟語にな
った時点で、多くの若き男女にとって結婚は鬼門になり
ました。
”難しく考えればきりがない”
になったのです
だって恋愛と結婚を掛け算にしてしまったのは、
人類の歴史で初めての体験なのです。答えがあるのかど
うかも分かりません。
だからこそ結婚文化の混迷の時代が来ているのだと
思います。
、、
「恋愛幻想」というのがあります。「恋は盲目」ともい
いますね。シビアにいえば、幻想だから恋愛なのかもし
れません。
かって恋愛至上の浪漫主義の時代がありました。
ゲーテは「若きウエルテルの悩み」で禁断の恋に命を散ら
す青年の姿を描きました。
もちろん現代はそんな浪漫主義の古き良き時代ではあり
ません。それどころか対極のせちがらい現実主義が支配す
る時代です。
だから、純愛は現実の生活とのはざ間で幻想化し、
実体化を失っていきます。
、、
結婚して五年もあれば、たいていのことが過去の物語、
アルバムの中の思い出の一つになってしまいます。
井上陽水の歌(限りない欲望)では結婚リングをはめよ
うとした男はふと、女のその白い指に疎ましさを覚えます。
恋愛感情というのは移ろいやすく、一過性で、マラソン向
きではないのかもしれません。
あるいはえてして、美しすぎるものに対して人の神経は耐
えられないのかも。
だから時の経過の中でいつしか、もう一つの日常的な物語
のなかへと溶け込んでゆく。
、、
多くの若い男女が集うところでは必ず一握りの人たちに求
心力が働きます。そんなときキューピッド役の私たちとし
ては、つい禁断の欲望に囚われそうになるのです。
モテる人たちをコピーしたい。
そうすればなにもかもがうまくいく(笑)
・・・順風満帆、円満解決、大団円、エトセトラ。
よりよい性能やデザインを追求して、グレードアップ
した製品に特化し、それを大量にコピーするのが「工業」
の発想です。そんなものしか誰も買わない。だからハナから
作らない。
どうもそんな発想法がどこかで働いているのでは?
だとすれば・・・とっても悲しい、寂しい。
そんなのってもう、生き生きとした人間の世界じゃない。
、、
若い人たちにシンデレラ願望というありきたりな、
見果てぬ夢は一杯詰まっていても、
かけがえのない自分自身の人生をみいだすための
オリジナルな感性が欠けているような気がしてなりません。
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