ドラマみたいな人生?
いや、人生がドラマなんだ
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こうすればああなるかも?なんて、そんな風にガチガ
チに人生を予定調和的に考え出すと、危険な橋なんか
渡れません。
結婚とは、未知の人間関係の領域への橋を渡ることな
んだから、エイヤ!の呼吸が不可欠。
選ぶことも、考えることも、やりだしたらキリっても
んがないし。
選ぶな!、考えるな!なんて極端なことは言いませんが、
ほどほどに、というブレーキをかけるのはケッコー難
しいのでしょうかね。
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<お金に代え難いもの>
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半世紀前はスーパーもショッピングセンターもありませ
んでした。着れるものを着、食べれるものを食べれば、
それで良しとしたものです。
でも今はどうでしょうか。あれはいやこれはいや、なんて
いってませんか?言ってもいいけど度を過ぎると、世の中
が回らなくなるだけでなく(GDPは上がるかもしれないけ
ど)、自分自身だって幸せというものから見放されてしま
います(少なくとも不幸ではないけど)。人の欲望にはキ
リってもんがありませんから。
で、お金さえあれば、欲しいもんが手に入る。そんな
問題とどこかで混線しているところはないのでしょうか?
なんてつい思ったりもします。でもお金では決して手に入れ
ることができないものがあります。それは心です。
とすれば。こりゃヤレヤレってハナシになります。
言っときますが結婚市場はマーケットではありません。在
庫処分バーゲンセールも、お得意様ご招待セールもありま
せん。どちらもお客様、生身の人間様という第一歩を忘れ
てもらっては話にならない、ということです。
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<出会いのスクランブル交差点>
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出会いのスクランブル交差点がどうも世の中からなく
なりました。ぶつかったり避けたりの混沌とした中での
人と人との出会いが少なくなりました。
みんながとってもお行儀よく、脇見もふらずに、一直線
に向こうの町へ移動していきます。
一本の細い直線がまっすぐに、またちゃんとした角度で
粛々と進んでいきます。蛇行なんてしません。
そんな直線同士の交点というのは自然少なくなります。
蛇行が嫌なら、せめて太くて広い直線になれればいいと
思うのですが、、、ダメでしょうか?
山あり谷あり、雨の日もあれば晴天もあり、凍える日も
あれば、炎天下の日もあり、まっすぐで平らな道がある
と思えば、曲がりくねったデコボコ道があり、有頂天に
なるかと思えば、どん詰まりになります。
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<ドラマの綴り方>
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ドラマというのは筋書きのことではありません。まず
筋書きありきで、そこに登場人物を都合よく当てはめた
だけのドラマなんて、味気ないだけで、だあれも読む気に
ならないでしょう。
ドラマというのはまず人ありきで、その人たちが思いもか
けないドラマを紡ぎ出していくのだと思います。いつまで
も多くの人たちに愛され、読み継がれるドラマはすべて
人が、あるいは他のありとあらゆる生き物たちの生きた
証しのようなものだと思います。それが心を打ち、心と
心のつながりとなり、私たちの人生の貴重な糧となってい
くのであると思いますが、いかがでしょう?
今までが、私たちが知っている歴史がそうであったように、
きっとこれからだってそのようなものであるはずです。
もし仮にそういうものでなくなったとしたら、その時は
世の中の終わりになるのだと思います。
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<未知の世界への旅路>
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人生というものを学校の勉強と同じような感覚で考えてい
るとしたら、きっと大きな落とし穴にハマるでしょう。
学校の勉強は公式通りにすれば正しい回答が出てきますが、
人の人生は公式通りにすれば、大抵は間違った答えが出て
きます。
その時あなたはどう考えるのでしょうか?こんな答えが出て
くるはずがない。自分は公式通りに自分の人生を解いたの
だからって。
本来未知のものを既知のように考えますと、そこには断じ
て人としての成長はありません。そこでは公式もAIも全く
無力そのものです。
未知の世界は自らの意思と力で切り拓いてこそ既知の世界
となり、既知という他人の経験値のデータの上に安座する
ようにはなっていないと思います。
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<杓子定規でない結婚>
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むろん結婚だってそうです。結婚とは未知の異性と新たな
世界を切り拓いていくことですし、二人の間には新しい命
が誕生します。
そういう結婚生活を自分の杓子定規の上に乗せようとする
と必ずどこかに歪みが出てきます。
自分の子どもといってもあなたの所有物ではないことは言
うまでもありません。
たとえば、世間並みの幸せにはめようとするのは、時と
して子どもには有り難迷惑にもなりかねません。巷に
流行っているのをさあどうぞなんて子どもにとっては、
重くてかさばるだけのお土産みたいなもんです。
子どもは可能性の塊です。そんな可能性をしっかりと見つ
めて見守るのが親の役割なのだと思います。
結婚とその後に連なる家庭の営みは社会の裾野になります。
今の世の中がどんどんおかしくなっているのは、何よりも
家庭がおかしくなっているからではないかよく思うのです。


















