熊本の結婚相談所むつみ会のブログ

結婚相談迷宮ゲーム

結婚相談迷宮ゲーム
入り口があって出口があります。身体も街も情報も
思考も・・・なんでも。それで、循環が生まれます。
グルグルグル、、朝が来て夜が来るように、陽が上り
沈むように、春が来て夏、秋、冬そしてまた春が来て。
赤ん坊が小学生になり、青年になり、お父さんお母さ
んになり、おじいちゃん、おばあちゃんになり、そし
て、そして・・・・。でも地球は回り続け、また新た
な歴史が刻まれていきます。
では結婚とは・・・・入口なのでしょうか、それとも
出口なのでしょうか?両方です。独身暮らしからの、
親の子どもであることからの出口であり、妻であり、
夫であることへの、そして子の親になることへの入口
でもあります。結婚とは、、、、あなたの人生が何かしら
大きな循環の輪の中に入ったということのように思え
ます。のみならずそのことによって初めて世の中そのも
のが命の大きな輪となっていけるだと思います。
そういうふうに考えますと、非婚者が増えていくばかり
の今の世の中は入口も出口もない、息が詰まりそうな空
間になりつつあるということにもなります。
今私は七十四歳、昭和24年生まれ、いわゆる団塊の世代
です。戦後まもない時代ですからみんな貧しかったので
すが、にもかかわらずよほど変わった人でない限り、妻を
持ち夫を得て家庭を築き、四人五人と子どもを産み育てて
きました。みんなが貧しかったにしてても、豊かな今より
ものびのびと生きていましたし、世の中全体にえもいえぬ
活力があったような気がします。
そんな私たち団塊の世代が中学生になる頃から高度経済成
長の時代と歩を合わせるように、あからさまな学歴社会が
始まったような気がします。あれは一体何だったんだろう
と今でも思います。中学校という義務教育があたかも高等
教育への予備校のようになりました。
今ではほとんどが高校に進学し、大学へも大半が入ります。
でもそれまでは義務教育を終えると就職という若者も当た
り前のようにいたのです。学問には向き不向きというもの
が確かにあります。でもそんなことはお構いなしに学校の
成績だけでほとんどが評価されるようになりました。
私は当時北九州の小倉市、今では北九州市小倉区になりま
すが、住んでいたところが小倉市立の菊陵中学校の学区内
にありました。その中学校がたまたま進学熱がとても高い
学校だったのです。校区外からも学業優秀らしい生徒が大
勢入学してくるようなところでした。一学年八百数十名の
うち定期テストの席次が百番以内のおよそ80%がそうい
う生徒で占められているような中学校でした。ということ
もあって何か異様な雰囲気が漂っていました。有名な高校
に進学できるかできないかが全てという感じだったのです。
席次が落ちるとそのまま落ちこぼれ扱いです。
それまでは勉強は苦手でも、喧嘩が強いとか、友達が多い
とかであれば周りから一目置かれる存在になれたのが、全
部ひっくるめて人生の脱落者扱いになってしまいます。十三
歳とか十五歳くらいで早々とそんな烙印を押されてはたまっ
たものじゃないと健全な感覚の持ち主なら思うはずですが、
それが堂々とまかり通る世界があったのです。
これをおかしいと思わないのだったら、思わないほうがお
かしいのだと私は思います。そしておかしいと思うことを
素直におかしいとみんなが思わないようになったら、世の
中そのものがおかしくなるのはあたりまえです。
進学し卒業した学校次第で一生のレールが敷かれてしまう
のを格差と言います。これは何かの意味のある格差ではなく
格差のための格差であり、たまたまベンキョーに向いている
一部の人たちのための格差でしかありません。そうやって
世の中がどんどんいびつな形になってみんなが窒息しそうに
なっていきます。そうやって完全に行き詰まってしまったの
が日本という国の二十一世紀なのだと思います。
その黒い巨大な雨雲は、当然のようにこれから結婚しようと
いう若い人たちの上に影を落としました。結婚に格差社会と
いう構造が入ってくると、そこに当然のように大きな隙間が
生まれ、そこから滑り落ちる人だって出てきます。それはは
っきり言って人間の本性に反することです。学歴社会から落
ちこぼれた人は学校から落ちこぼれたというだけでなく、人
生そのものから落ちこぼれてしまったということになります。
一流大学に入る人は一握りでしょうから、日本人のほとんど
が落ちこぼれになり、何をやるにしても自信を失うことにな
ります。
人間には誰でも得手と不得手があります。自分の得意とする
方向に一生の仕事を見つけた人は毎日が楽しくて仕方がない
でしょうし、楽しいと思うことをやっていると人は成長しま
す。そしてそれが自分の揺るぎない自信となってその人の人
格を光り輝かせてやみません。そういう人は周りからも敬わ
れますし、人の心を惹きつけてやまなくなります。
熊本の結婚相談所の半世紀以上の延べ何万人という会員さん
の中にもそういう人が数え切れないくらいいらっしゃいまし
た。私たちとしてはそういう人たちから、そういう人たちの
結婚を結婚相談をめぐるエピソードの中から本当に得難い
多くのものを学ばせていただいたような気してならないので
す。亡くなった母もいつもそう言ったことを口走っていまし
た。自分は結婚も何もかもなにをやってもダメだという若い
人に出会うと本気になって怒りました。時には涙さえ流して
叱咤したのを思いだします。
世の中には人生には必ず入口と出口があります。出口から出
て新しい出口に入り、また出て入るの繰り返しなのでしょう。
そんな繰り返しがなくなった時が世の中の終わりであり、ま
たあなたという一個の人間の終わりだとも言えます。
地球には入り口はあっても出口はない。
太陽は核分裂で、お日様はいうなら放射線。
太陽の真ん中から外へ、そこから宇宙空間を経て
さらに、オゾン層で浄化されて、初めて
放射線は天の恵みとなり、命の母となる。
だが、地球の原子炉で作った放射線には出口がない。
分かる?便秘みたいなもん、永遠につづく便秘。
、、、、苦しい。
さて、
赤ん坊が生まれるのが生命の入り口なら、
老いぼれて死ぬのは生命の出口。
そんな入り口と出口を結ぶ細い道が
生きるということだが、
もし生きるということを忘れた人間がいたら、
そいつにはきっと出口がない。
生という能動的リズムから見放されると、人は迷う。
前に進んでいるつもりで、両足が空転してる。
そういや昔よくそんな夢を見たなあ。
出口から気持ち良く出て行くのを逝くという。
逝くのが怖くて仕方がない奴は迷う。
今の地球のようなもんだな。

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