男女はなぜ二種類なのか？そこに意味はあるのかもしれません

人間には、男性と女性がいます。

もともと一つの存在が二つに分かれたという神話めいた話もありますが、現実としてほとんどの動植物も「二種類」に分類されるというのは、何か深い意味があるのではないかと考えてしまいます。

……と、こういう思考をめぐらせるのも、私が紛れもない「男」だからかもしれません。

男性は「どうして？なぜ？」と理屈で考える癖がありますが、女性は、今目の前にある現実をスッと受け入れる強さを持っています。この違いは、結婚という人生の大きな決断をする際にもはっきり表れてきます。

男性と女性は、やっぱり根っこが違う

男性は、自分の思い通りにならないとイライラしたり、環境のせいにしたりします。逆にうまくいくと「全部自分の力」と思いがち。これは一種の思い込みであり、弱点とも言えます。

一方、女性はそのような思考にはなりにくく、現実的な視点で物事を見ます。だからこそ、悩んでもクヨクヨせず、「しょうがないよね」と切り替える強さがあるのです。

そして興味深いことに、最近ではその「男性化する女性」「女性化する男性」という傾向も見られるようになりました。これは、社会的な役割の変化や、ジェンダーに対する考え方が柔軟になった証拠かもしれません。

結婚相談所の現場で見える、男女のすれ違い

熊本の結婚相談所むつみ会でも、お見合いの場で男女の価値観のズレが原因でうまくいかないケースは少なくありません。

たとえば、男性は一貫した価値観を持ちやすく、「条件」で物事を考えがちですが、女性はその時々の感情や相手との相性で判断することも多いのです。

女性の「価値観の多様性」は、相手次第で大きく変化することもあります。たとえ見た目や条件が希望と少し違っていても、「この人なら」と思えば気持ちが動くのです。そして、その“気づき”のきっかけを引き出すのは、たいてい女性側の直感や感受性。

これは男性にはなかなか理解しづらいポイントです。

感情の重視と、共感の力

次に大きな違いとして挙げられるのが、**男性は「論理」、女性は「感情」**を重視するという点です。

男性が正論を並べたところで、それが女性に響くとは限りません。大切なのは「共感」です。決めつけず、話を聞き、気持ちに寄り添う。これができるかどうかで、結婚の可能性は大きく変わってきます。

結婚とは、一つ屋根の下で「共生」していくこと。競争社会で生きることに慣れた男性が、女性の「共感力」や「優しさ」に惹かれるのは、ある意味当然かもしれません。

言葉の使い方にも男女差あり

言葉の受け取り方にも、大きな性差があります。

たとえば男性同士で「バカだな～」と笑い合うのは普通でも、それを女性に向けて言ってしまえば大きな誤解を招きます。あるいは、「知らない」と言われた時、それをそのまま受け取る男性も多いですが、女性の「知らない」は「知りたい」の裏返しという場合もあります。

こうした“空気”を読む力、すなわち「共感力」が不足している男性は、どうしても女性との関係で苦戦しがちです。

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