理想的な結婚生活とは?
日本では半世紀前、アニメ『サザエさん』の磯野家が理想的な家族像として描かれていたように思います。波平さんとフネさん、カツオ君やワカメちゃん、そしてサザエさんの夫・マスオさんとその息子タラオ。家族の形は、当時の日本の理想的な家庭像を反映していました。
その頃、むつみ会結婚相談所の会員の中には、8人兄弟姉妹の名前がすべて魚の名前という珍しいケースもありました。どうして魚の名前なのかは聞いたことがありませんが、お父さんが釣り好きだったか、お母さんが『サザエさん』の大ファンだったのかもしれません。
我が家も40年以上にわたる大家族ですが、特にそれを意識しているわけではありません。気づいたらその形に落ち着いていたという感じです。この形がなぜか居心地が良く、成長する孫たちを見ていると、交友関係が広く順調に育っているように感じます。
結婚の意味と家族の形
さて、話は少し変わりますが、ある日本の青年が数年間暮らした国で移住を決意しました。心配した友人が「仕事はどうするんだ?」と尋ねると、青年はこう答えました。
「あの国は、たとえお金がなくても、辿り着ければすぐに生活の心配はないんだ。なぜなら…」
その国では、経済的に余裕のある家庭が、見ず知らずの人を家に迎え入れ、仕事が見つかるまで面倒を見てくれるのです。この助け合いの精神はその国の文化に深く根付いており、家族のような絆が生まれると言われています。
その国の名は「ブータン」。日本が国民総生産(GDP)を目標にしてきたのに対し、ブータンは「国民総幸福」を目指しています。この国では、結婚や家族のあり方が幸福度を基準に判断されます。
結婚と幸福の関係
結婚相談所での相談において、誰もが将来の幸せに通じる相手を求めています。経済的な豊かさが結婚生活に与える影響は大きいですが、それだけでは幸福にはつながりません。
特に現代日本では、経済的に困難な状況にあると、自己責任の感覚が強くなりがちです。そのため、豊かさや潤いを見失い、近視眼的になっていることも多いのではないでしょうか?
昔の日本には「困ったときはお互い様」という言葉がありました。しかし、豊かになった現代では、困っている人は落ちこぼれとして扱われることが多いように感じます。このような社会的傾向が、夫婦や家族の絆にも影響を与えているのではないでしょうか。
幸福を願う祈り
ブータンの国では、国民全員が毎日お祈りをし、世界の平和と人々の幸せを祈ります。これには驚かされますが、私たち日本人も神社でお参りに行き、仕事や家族の健康、素敵な結婚相手との出会いなどを願います。
しかし、心理学的に言うと、自己中心的な願い事が多くなる傾向があります。自分だけの幸福を願うことは、他人をどうでも良いと思っているような心理状態を生む可能性があります。こうした心の中の矛盾が、結婚や人間関係にどう影響するのでしょうか。
幸せな結婚を作るために
結婚相手と巡り合ったとき、心の中で「自分の幸せだけを追求する」という考えが浮かぶことがあります。しかし、結婚は相手との共同生活であり、あなたの幸せは相手の幸せにも深く関わっています。もし、相手が傷つけば、それはあなた自身にも影響するのです。
理想的な結婚生活を送るためには、自己中心的な思考を改め、相手の幸福を共に考える姿勢が大切です。相手を尊重し、協力し合いながら築く家庭こそが、本当の幸せを生むのではないでしょうか。
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