お見合い以外が恋愛というなら、というならその「恋愛」
とは何者か?
何気なく使っている、この二文字の意味について語れる人
はまずいない、いかがでしょうか。
言語とはある意味安易な手段に過ぎなく、意味の伝達と共
有のためにだけあります。
従って問題の本質を表現できるという訳ではありません。
中でも困難な内面の、そのまた深いレベルの、
生きるエネルギー(駆動力)という、中枢の存在に関わる
ことみたいな気がします。
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ですから色々な人が様々な定義をしています。
たとえば、恋愛とはお互いを成長させ合うものである、と
いうひとがいる一方、
恋愛とは男女の絶え間ない戦いであると言い切る人もいる
といった混迷ぶりです。
また「死」とも切っても切れない奇縁があって、
真の恋愛は死によって完成するといった人もいます。
(ゲーテ『の若きウエルテルの悩み』など参照),
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少なくとも云えることは客観的にも抽象問題としても扱え
ることではない。つまりサイエンスの研究対象になりに
くい、というより、宿命的に苦手な分野だとも言えます。
科学者が恋愛について講義する場面を想像してください。
聴講している人はみんな興ざめするばかりでしょう。
例えばマザーテレサは路上で死にかかっているたった一人
の浮浪者を救わずにはいられなかった。
それに対して男性は、つい理屈を並べてしまう。
そんな浮浪者は山ほどいるんだ、キリってもんがないだ
ろう。
この男性のような考え方をしていたら、恋愛という青い鳥
はあなたの肩に止まることはありません。
理屈に合わない人間的感情、それが恋愛なのだと思います。
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第三者から見れば熱烈に愛し合っている男女は死もおそれ
ない。それはまさに狂気そのものです。
だから恋愛が原因となった戦争もあったくらいです。
まあ厳密に云えばそれが恋愛の本当の意味合いだと思います。
だからこそ古代から無数の悲喜劇の題材となりました。
さてあなたが思い描いていた恋愛の世界はどのよう
なものだったでしょう?
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