熊本の結婚相談所むつみ会のブログ

モナリザの微笑みをあなたに①

世の中には異性に好意を持たれる人と持たれない
人があります。
そして、結婚できない男性や女性が急増しつつある
背景にはそのこと、つまり異性に好意を持たれにく
い、相手に好ましい印象を与えるのが苦手な人が増
えたという側面がおおいにあるように思えます。
意外に思われるかもしれませんが、結婚相談という
現場からたくさんの男女の出会いに携わってきた私
たちの偽らざる実感です。
言葉を変えれば、男性も女性も他人に与える印象が
とてもパターン化してきた、厳しい言い方をすれば
コンビニの店員さんのマニュアル通りの応対のよう
に、一人一人の人間としての面白みとか味わい深さ
がなくなってきた。
そして自分ではそのことに気づいていない。

確かに私たち結婚相談所の現場では、職業とか収入
とか、学歴とか、見た目とかの外面的な条件が最初
のハードルになりがちです。
それでは、そういう条件がすべて揃えば万事上手く
いくかといえば、決してそうではありません。
色んなカップルのお世話をしてゆく中で、そんな例
を嫌という程見てきました。
むつみ会結婚相談所では、およそ四十年前にどこよ
りも早くコンピューターを導入し、ベストカップル
の検索に役立てようとしました。しかし、その結果
たるや惨憺たるものでした。
コンピューターはあくまでデータを基にした検索で
すから、データに馴染みにくい要素についてはすべ
て機械的にハネてしまいます。
”あっても、ない”ものにされてしまいます。
客観的な視点はありますが、その半面で主観的なもの
の感じ方というのは徹底的に無視されます。
それらをそれまで誕生した素敵なカップルの人たちに
当てはめてみると、大半がコンピューター的にはあ
りえない組み合わせになってしまったのです。
もちろん思いました。そんな馬鹿な、と。

人間には一人一人に個性があります。顔かたちが全部
異なるように、人となりも全部違います。
全部違うということはどういうことかというと、デー
タ化や数値化ができないということです。
それは共通点を拾い集めるということだからです。
ところが人と人の相性というのは、データ化や数値化
ができない個性同士の組み合わせに他ならないのです。
鍵と鍵穴はあらかじめ適合するように作られています
が、人たちの鍵と鍵穴は残念ながらそうはなっていま
せん。
そこにあるのはとてもファジーな世界なのだと思いま
す。それは多分本人同士が考えることというよりも、
”感じる”ことによって初めて開けることができる扉な
のではないでしょうか。
そんな人が生まれながらに、あるいは家庭の影響で、
または三歳児までの幼児体験で身につけた個性こそが
原点にあるような気がします。
ただその荒削りの個性は、その後の成人するまでの体
験や学習によって、たくさんの付加価値という衣を身
にまとうようになります。
それが現在ただいまのあたなのあなたらしさという個
性として表れます。

結婚相談所ではどこでも、本人を写した写真が、お見
合いをするかしないかの判断の大きな基準となります。
ポートレートは結構頼りになるツールになります。
写真は良くも悪しくもあなたをそのまま反射させた鏡
みたいなものですから。
ただその写真が本当のあなたの姿を写し取ったもので
あるか、というとまた別の問題になります。
一瞬間のシャッターチャンスがあなたの何を捉えたか。
特に人物写真を撮ってみればわかるのですが、シャッ
ターを押す前に、あなたの中に被写体のどういう瞬間
をとりたいかというイメージがなければ、たとえ何百
枚撮ってもいい写真はできっこありません。
だから、あなたにとっての名カメラマンとは、あなた
に愛情を持っている人、あなたの何物にも代えがたい
良さとは何かを知っている人に他なりません。
例えば、あなたのお母さんとか、親友とか、なんでも
打ち明けられる、信頼できる知人。
プロのカメラマンに越したことはありませんが、その
カメラマンの中にあるステータスがそのまま作品のス
テータスになります。ですから、
被写体に対してどういう思いを抱いているかが決め手
になります。小手先のゴマカシはきかないのです。

そこで思い浮かぶのが何かといえば、
あの「モナリザの微笑み」という肖像画です。
あれは決してただの美人画ではありません。
もっと笑いすぎてもいけないし、無表情でももちろん
いけない。
あの絶妙さはモナリザという一女性の人なりを画家が
活写したものと言えるでしょう。
モナリザが造形的にいって非凡な美人だったか、それ
とも平凡だったか、年齢はどれほどだったか、ミスだ
ったかミセスだったか、子持ちだったか、どういう家
系でどういう育ちだったか、そう言ったもの全てを
捨象したオーラを画家が感じ取り形にしたのが、
「モナリザの微笑み」であったのだと思います。
そしてあれは特定の女性を描いたものではなく、およそ
女性たるものには、それぞれにそれぞれの「モナリザの微
笑み」が備わっているのだと、レオナルド・ダ・ヴィンチ
という稀有の天才芸術家は言いたかったのかもしれない、
そう思えて仕方がないのです。
僕には六歳と四歳の孫がいて、二人は全く異なるキャラの
持ち主ですが、どちらにもまごう事なき「モナリザの微笑
み」があります。
いえ、自分の孫だけではなく、幼い子どもたちにはみんな
それぞれに「モナリザの微笑み」があるように思えるの
です。
そこで問題は他ならぬ「あなた」という事になります。
成人した今のあなたには「モナリザの微笑み」があるや否や。
数少ない”ある”人と、その他の”ない”人があるように思
われます。
”ある”人は多くの人を魅了して止まず、
”ない”人は誰からも知らんふりされます、
身上書に羅列された外がわの条件とは無関係にです。
それがむつみ会結婚相談所のオフィスにて体験した厳然たる
現実です。
ただ大切なことは”ない”人はホントにないのではなく、
それが何らかの訳ありで眠ってしまっているのだろうとい
うことです。
現にその人の秘められた素晴らしさを見抜いた人に巡り会う
や別人のように輝きを放ち始めた人を何人も見てきました。
世の中の歪みというものが、ある一人の人間の本来の光輝
を曇らせてしまうことはままあります。
そういう負のサイクルから抜け出すことができれば、どう
いう人にだって「モナリザの微笑み」が蘇ってくるのだと
確信を持って言えます。
もう一度あなたに「モナリザの微笑み」を、
というのが私たちむつみ会結婚相談所からのみなさまに向
けての切なる願いなのです。
次号からそのことをもっと噛み砕いた形で書いていこうか
なと思います。
もし少しでも心惹かれた方にはこれからのヒントにされて
いただければ幸いに思います。

             、、、②につづく

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