学校では決して教えてくれない・・・
「無意味」という世界。
”今”というのは突き詰めれば”瞬間”つまりゼロ。
”ここ”というのは突き詰めれば”点”つまりゼロ。
ゼロはどれだけあつまっても1にも2にも
万にも億にも兆にもならない。
ほの見える何かしら「とてつもないもの」。
もうすぐ桜の季節ですが、桜の花の下で
ひもすがらぼーっとしている忘我のとき。
日本人だけ?が持っていたはずの感性。
”今”から”今”へ、、、
次はない、生も死もない。
アウラ(aura)という言葉。
ラテン語だが英語読みすれば「オーラ」になる。
元々ベンヤミンという人が持ちだした芸術の観念。
人の魂を揺り動かす優れた芸術作品というのは、
わたしがつくったのであって、
わたしがつくったのでない。
何もないところから”何か”が生まれ、
”何”かからは何もないは生まれない。
真の芸術的な創造の瞬間には、
人間という存在を超えた神や自然が宿るのだと、
しかも一回こっきり、
とベンヤミンは言うのです。
・・・願わくば花の下にて春死なむ。
