”山のあなたの空遠く幸い住むと人のいう”
・・・なんて思ってきました。
山の向こうがダメなら時間の向こう。今はダメでも十年
先なら、きっと。
しかし、そうであったかもしれないし、そうでなかったか
もしれない。そうやってみんなが、それが現実なんだと
諦めました。
``
科学の世界もそうでした。地球がダメなら月へ火星へ、
太陽系から銀河系。でもどんなにすごい天体望遠鏡でも、
光の届くところまでしか観ることだってできません。
なん億光年とかってどうしようもないです。
でも、あれは誰がいったのかなあ?
水前寺清子さんの歌だったっけ(今熊本に住んでいますよ
ね)
”押してもダメなら引いてみな”
科学者だって同じ人間ですから、思い余ってやってみた。
”押してもダメなら引いてみな”
マクロがダメならミクロでいっちゃえ。するとそこにす
ごい宝物が埋まっていたというわけですねえ。
ミクロでいくとみんな友達なんですねえ。人間同士だけ
じゃなく、同じすべての生き物とも、それどころか生き
物じゃないものともみんな一緒。
おまけに、生きることと死ぬことも全然別世界の出来事
じゃない。いやホントに。
そこが最先端科学の行き着いた先だった。
``
皆さんは結婚生活の向こうにシンデレラストーリーのよう
な幸せを思い描いているかもしれません。
いえね、別にそれで一向に構わないんですが、二十一世
紀の科学からのアドバイスとしては、
”まず足元から”ということになりそうです。
幸せは遠いところじゃなく、もっとも近いところに埋ま
っている。ただ、それに気づいていないだけ。
どうもそんなことのようです。
マザーテレサさんも日本の人に言いました、わざわざカル
カッタまでもこなくても、あなたはもっとも身近な人たち
を愛することができる。

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