熊本の結婚相談所むつみ会のブログ

家族について、姥捨山から

さて、ギタリストで自称与太郎クンだった
深沢七郎の処女作は「楢山節考」(姥捨て山
の伝説が題材、但しあくまで伝説で事実では
ない)だった。芥川賞に強く推した選考委員
は三島由紀夫だったが、皮肉にも彼には逆立
ちしても書けない作品だった。
主人公、おりん婆さんの死は自己犠牲という
他己愛で生と一体化したが、
三島由紀夫の死は人生の現場を知らないが故
の自己愛の死で生と完全に断絶した。
彼の思想は飽くまで抽象世界で、リアリズ
ムの何たるかを知らぬまま人間を語るという
矛盾である。
真実の「私」は他己への愛と分かちがたいもの
であることを自得せぬまま逝った。
それやこれや思いめぐらすとき、脳裏に浮かぶのは、
故樹木希林さんの生死、この世の生きざまと、あの世へ
のしなやかな着地だ。
この世とあの世の狭間で、嵐の中の凧のようにもがくこ
としか知らない人たちとは余りにも対照的な彼女の晩年の姿。
おりん婆さんは「歯も抜けた綺麗な年寄り」になって・・・山に入った。
樹木希林さんの「万引き家族」における、歯の抜けた婆ちゃん初枝
の絶妙の演技は、最早演技とはいえないsomethingだった。
海水浴場で遊ぶ「家族」を眺めながら、初枝の唇が微かに動く。
それが審査委員長ケイト・ブランシェットの眼にとまった。
「あ・り・が・と・ご・ざ・い・ま・し・た」
・・・声にならないアドリブ。
(字幕でしか分からないつぶやき)
是枝監督はそれを聞いて、作品の方向付けがハッキリ見えてき
たという。
”犯罪でしかつながることのできない疑似家族に対する限りない
愛情”
家族って何?という問いへのひとつの、切なすぎる解答。
その翌朝彼女はなくなり、「家族」の形は内外から崩壊していく。

 

 

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