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父は結婚相談の仕事を始めてから十年目の冬に逝った。その頃の母には仕事が生き甲斐そのものだった。口癖のように言っていたことがある。「結婚とは一粒の種だ。地に落ちれば多くの実となり花になる。
だから一粒だといってバカにしてはいけない。人が思っているよりはるかに大問題なのだ」。けだし名言だとしておこう。だが時折見せる鬼気迫る仕事ぶりが、それが口先だけでない母の本心であることを雄弁に物語っていた。そのことの方がいかにも私の母親らしかったし、嬉しかった。

今「結婚受難」の時代といわれる。結婚しない、できない、いわゆる「結婚難民」の大量発生だ。その結果少子化が進み、我が国の人口は激減して、百年後には現在のおよそ1億3千万が5千万人以下になるといわれる。当然それにつれて高齢化率も上昇し4割に達するらしい。そうなると国も社会もたちゆかない、年寄りの、親の面倒は誰が見てくれる、これは大変だ、少子化対策だ、婚活だ、育児、出産支援だ、産めよ増やせよとまるで戦時中のような大騒ぎだ。

しかし問題はそんな数合わせでもなければ、百年も先の取り越し苦労でもない。真の問題は結婚が,そしてその後に続く家族という長い物語が、「一粒の種」であるということだ。結婚(家族)とは時代を映す鏡であり、象徴であり、バロメーターだ。およそ人の世に生まれる、ありとあらゆる不条理や不幸やその他諸々の出来事は、結婚(家族)という物語の一場面に集約され、そして再び時代に向かって拡散してゆく。 「一粒の種」が百年後の世界をつくる。

いや百年後の世界を創造するか、あるいは崩壊させるか、二つに一つということだ。未曾有の経済の繁栄の陰で人々は心に深い闇を抱え込んでしまった。今私たちは未来を創造する「一粒の種」なのだろうか?それとも崩壊をもたらす「一粒の種」なのだろうか?果たしてどちらなのだろう。それこそが正しく大問題なのだ。


noda shigeharu

01/02/03